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背水の陣なんて、とっくに終わってる。僕は一度死んだようなもん──チャンス大城が語る、何度でも這い上がる生き方

2022年9月7日

  •  この人が出ていると、ついテレビに引き寄せられてしまう。チャンス大城さんと言えば、そんな強烈な存在感でお茶の間を魅了するお笑い芸人だ。規格外の発想と凄まじいエピソードトークを武器に、『水曜日のダウンタウン』『さんまのお笑い向上委員会』などの番組で爆笑をさらっている姿を目にした人も多いだろう。


     そんなチャンス大城さんが、本名の「大城文章」名義で初の自伝的エッセイ『僕の心臓は右にある』(朝日新聞出版)を上梓した。兵庫県尼崎市で生まれ育ったチャンスさんは、中学・高校時代に壮絶ないじめを経験。お笑いの道に進んでからも、30年以上にわたって地下芸人として生きてきた。そんなチャンスさんに、つらい時期を乗り越えるための秘訣、心が折れた時の対処法について話を聞いた。


    (取材・文=野本由起 撮影=松本祐亮)


    チャンス大城さん

    ──『僕の心臓は右にある』には、中学・高校時代に経験したいじめについても書かれています。不良にゲーム機を横取りされたり、図書館の本を一晩で半分盗むよう命じられたり、凶悪グループの親玉に山に埋められたり、大変な思いをされてきました。そんな時、心の支えにしていたものはありますか?

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