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発達障害の人にすすめる「フリーランス」としての働き方――ASD・ADHDの著者が丁寧に働き方を解説

2022年9月12日

  • 発達障害フリーランス 属さない働き方のすすめ
    『発達障害フリーランス 属さない働き方のすすめ』(銀河:著/翔泳社)

    「人付き合いが苦手」「事務作業が苦手」……人はそれぞれ苦手を抱えているものだが、こと発達障害を抱えている人はその振れ幅が大きく、社会生活に「困難さ」を感じている方も多くいる。学生時代ならまだしも、すでに社会人として働いている場合には、こうした困難さが仕事を続ける上で大きなハードルとなることもある。もう少し楽にならないだろうか…そんな願いを持つ発達障害当事者の方には、この本が新たなヒントを与えてくれるかもしれない。『発達障害フリーランス 属さない働き方のすすめ』(銀河:著/翔泳社)は、会社などの組織に所属して働くのではなく、個人事業主としてフリーランスで働く生き方をすすめる一冊だ。本書によれば「フリーランスという働き方」は、発達障害を弱みではなく「強み」に変えるための最適な働き方だという。


    発達障害フリーランス 属さない働き方のすすめ P14-P15

     著者は自身も発達障害当事者であるという銀河さん(ASD:自閉症スペクトラム障害とADHD:注意欠陥多動性障害の診断を受けている)。かつて新卒で営業としてのキャリアをスタートするも、集団行動や暗黙のルールへの理解、人間関係の面でうまくいかず約1年でうつ病を発症。復職して営業成績2位を収めるなど成果を出したものの孤立はやまず、同僚や上司からもなかなか認めてもらえなかった歯痒さから入社満3年で退社し、現在は企業の創業メンバー兼フリーランスで活動中という人物だ。

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