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衣装を300着自作しても部屋が散らからないコスプレオタク/やましたひでことカレー沢薫のオタクの断捨離⑨

  • オタクの断捨離 捨てられないオタクを救済!


    断捨離とは——新たに手に入りそうなものを「断ち」、家のいらないものを「捨て」、物への執着から「離れる」こと。これによって人は心まで解き放たれ、もっとご機嫌な人生を生きられるという。


    そんな理念のまったく反対側にいるのが、オタクだ。新しいものはどんどん欲しいし、買ったら捨てられないし、物への執着はすごくある。部屋は散らかるけれど、好きなモノに囲まれたオタク人生は最高。


    だが本音を言えば、「本当はモノを整理してキレイな部屋で暮らしたい」「憧れのインテリアにして人を呼びたい」といった願望もあるようで…。


    「オタクの断捨離」では、漫画、アクスタ、コスプレグッズ、服…などを集めるオタクの実態を観察しつつ、漫画家・カレー沢薫氏&やましたひでこ氏とともに、愛すべきオタクたちにとって快適な“断捨離”を模索していく。


    女性向けの起業コンサルを営む加藤さえさんは、夫、9歳の長女、7歳の次女との4人暮らし。コスプレをよくしていたのは出産前。まだ既製品が少なかったので、衣装は基本的に自前。コスプレのために、独学で裁縫の技術を身につけたという。

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