仕事を休むのは甘え? 給料はどうなる? 産業医に聞く、「休職」を考えるタイミング
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働きたい時に働き、休みたい時に休む。そんな働き方ができれば理想的ですが、会社に所属しているとそうはいきません。頑張りすぎてオーバーワークになり、体調不良を引き起こすこともあります。そんな時、一定期間の休暇が取れる「休職」の制度をご存じでしょうか。
ビジネスパーソンのための内科・心療内科「Stay Fit Clinic」の院長であり、『産業医が教える 会社の休み方』(中央公論新社)の著者でもある薮野(やぶの)淳也さんに、休職したほうがいい人のケース、休職する時の方法や注意点などを聞きました。
「休職」とは? 有給休暇との違いは?
一般的に「休職」とは、「私傷病休暇」のことを指します。メンタルの不調に限らず、ケガや病気をした時などにも、雇用を維持したまま、一定期間の休暇を会社から与えられる制度です。ピンポイントで取ることが多い有給休暇に対し、「休職」は1カ月単位で連続して休みます。
「休職」したほうがいい人とは?