必死に型を外そうとしているゼリーの姿に大爆笑! おやつが出来上がる“舞台裏”をユーモアたっぷりに描いた絵本【書評】
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子どもの大好きなもの…それはおやつ! 我が家の兄弟もおやつが大好き。特に次男はお昼ご飯が終わったらもうおやつに何を食べるか考えている日もあるほどです。そんなおやつ大好きっ子におすすめなのが『おやつにだいへんしん!』(marupon/KADOKAWA)。
食べ物たちがおやつになるまでをキャッチーに、かわいらしく描いた1冊です。3歳から楽しめるとあって、ストーリーは至ってシンプル。カップケーキ、プリン、果物……おやつたちを熱で膨らませたり、型から外したりする工程をユーモラスに、かわいいオノマトペとともに綴ります。
なかでも我が家の子どもたちの目を引いたのがおやつになる瞬間。
おやつに変身…!
したかと思いきや、もうひと変身!
このしかけと喜んだり焦ったりとくるくる表情が変わるおやつたちが、子どもたちを引きつけます。
型を自ら脱ごうとするゼリーやプリンの必死な姿に笑いが止まりません!
我が家の兄弟は一番絵に変化があるからでしょうか、とうもろこしきょうだいの変身もお気に入り。そのページになると毎回一緒に「ポポポポポ!」と掛け声をかけてくれます。