吉沢亮主演で実写映画化も話題!450歳の吸血鬼、決死の童貞死守作戦【書評】

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新感覚のラブコメディとして注目を集める『ババンババンバンバンパイア』(奥嶋ひろまさ/秋田書店)。一度聞いたら忘れられない強烈なタイトルにつられて読み始めたところ、虜になってしまった。読者やアニメ視聴者からは「とにかく笑える」「最高に面白い」と高評価を得ており、ギャグやコメディ好きな方に全力でオススメしたい。2025年1月からアニメが放送され、実写映画も近日公開予定だ。
蘭丸は老舗銭湯でバイトをする450歳の吸血鬼。10年前、道で倒れ死にかけていたところを銭湯の一人息子・李仁くんに助けられた。それ以来、正体を隠し、住み込みで働いている。銭湯で李仁くんと仲睦まじく過ごす蘭丸の狙いは、吸血鬼にとって究極の味である「18歳童貞の血」。大好きな李仁くんを食べる日を楽しみに、彼の純潔を守り続けているのだ。だが高校に入学した李仁くんはクラスメイトの葵ちゃんに恋をしてしまう。蘭丸は李仁くんの童貞を死守するべく、あの手この手で奮闘していく…という物語だ。