2024年12月20日に公開され、空前の大ヒットを記録した映画『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』。同作の公式ビジュアルブック＆アニメコミックが、2025年3月19日にリリースされた。

「忍たま乱太郎」は言わずと知れたご長寿アニメ。シリーズの原作は尼子騒兵衛氏によるマンガ『落第忍者乱太郎』（朝日新聞出版）。乱太郎、きり丸、しんべヱを中心に、「忍術学園」へ通う忍者のたまごたちが巻き起こすドタバタの日々が描かれていく。彼らが所属する「一年は組」の教科担当教師・土井半助が中心となり描かれた作品が、『ドクタケ忍者隊最強の軍師』だ。

2013年に刊行された『小説　落第忍者乱太郎　ドクタケ忍者隊　最強の軍師』（尼子騒兵衛：原作・イラスト、阪口和久：小説/朝日新聞出版）を劇場アニメ化した同作。

ある日、タソガレドキ忍者・諸泉尊奈門との決闘に向かったあと、土井先生が行方不明になってしまう。山田伝蔵と「忍術学園」の六年生たちが捜索を始める一方、担任不在の「一年は組」ではタソガレドキ忍軍の忍び組頭・雑渡昆奈門と尊奈門が教壇に立ったことで大騒ぎに。そんな中、きり丸は偶然にも土井先生が置かれた状況を知ってしまう。そして土井先生を捜索する六年生の前に、ドクタケ忍者隊の軍師・天鬼が現れる。その顔は、土井先生と瓜二つで――。