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壮絶な幼少期、自分の親が普通じゃないと知ったのは大人になってからだった――“毒親”と向き合った人たちの実体験を描いた漫画【書評】

  • 子どもの人生を支配し、成長に悪影響を与える「毒親」。近年よく耳にするようになったが、毒親に翻弄された子どもは、のちに他者との関係などで深刻な悩みを抱えてしまうケースも少なくない。身近に助けてくれる人がいれば一番なのだが、同じような境遇にいた誰かの体験談が毒親に苦しむ人たちの救いになることもある。本稿では、そんな毒親との物語を綴った作品を4つご紹介していく。


    まとめ記事の目次


    毒親に育てられました 母から逃げて自分を取り戻すまで


    毒親に愛されなくて恋愛依存になりました


    なんで私が不倫の子 汚部屋の理由と東大の意味


    家族、辞めてもいいですか?


    ※本稿では虐待の描写を含む作品を紹介しています。あらかじめご了承の上お読みください。


    毒親に育てられました 母から逃げて自分を取り戻すまで


    『毒親に育てられました 母から逃げて自分を取り戻すまで』 (つつみ/KADOKAWA)


    『毒親に育てられました 母から逃げて自分を取り戻すまで』(つつみ/KADOKAWA)は、著者のつつみ氏が母から精神的に逃れるまでの心の変化をまとめた一冊。幼少期、つつみ氏は祖父母に育てられていた。しかしある日、母親が迎えに来る。

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