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タイパ重視のZ世代にバズる秘訣とは? 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』をはじめ、ヒット続出! スターツ出版の次なる一手【インタビュー】

  • 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(汐見夏衛)をはじめ、切なく眩しい青春小説でベストセラーを連発しているスターツ出版文庫。そんな中、今年3月、レーベル内レーベルとして「スターツ出版文庫アンチブルー」が創刊された。コンセプトは「綺麗ごとじゃない青春」。恋愛だけではない、刺激的な青春小説を世に出そうと試みている。


    これまでのスターツ出版文庫に反旗を翻したのか、それとも……? スターツ出版文庫編集長の森上舞子さん、企画立案に携わった齊藤嵐さんに新レーベル発足の背景、今後のラインナップ、さらに若い人たちの価値観について話をうかがった。



    青春を表から見るか、裏から見るか


    ──スターツ出版文庫といえば、青くてエモい表紙が目を引く「ブルーライト文芸」の第一人者です。それに対し、今回立ち上げたのは「アンチブルー」。既存の「ブルーライト文芸」に対するカウンターとして発足したのかなと思いましたが、実際のところいかがでしょうか。

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