2025年5月、お笑い芸人・トンツカタン森本晋太郎さんによる初の著書『ツッコミのお作法 ちょっとだけ話しやすくなる50のやり方』(KADOKAWA)が刊行される。本書は、ダ・ヴィンチWebで連載していた「ツッコミのお作法」をベースに、大幅加筆のうえ書籍化されたもので、数々のバラエティ番組でMCを務め、「ツッコミガチ勢」と称される森本さんの真骨頂が詰まった一冊だ。
ツッコミの技術やマインドを、豊富な実例やエピソードとともに紹介しながら、人とのコミュニケーションにおける“ちょうどいい距離感”を楽しく学べる本書。「人を笑顔に出来る確率を“ほんのり”上げる」コミュニケーションとは何か。その哲学がユーモアたっぷりに語られている。
ダ・ヴィンチWebでは、著者・森本晋太郎さんにインタビューを実施。ツッコミの奥深さ、そして人との関係を築くためのヒントを、森本さんならではの視点で語ってもらった。
――本を作るという初めての仕事をしてみて、いかがでしたか?
森本晋太郎(以下、森本):自分のツッコミ論のほぼ全部を、この中に詰め込むことができたかなという達成感はすごくありますね。ちょっと仰々しくなっちゃいますけど、現時点での自分の芸歴のすべてがここにしたためられたかなって。それぐらいのものになってると思ってます。