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念願のマイホームを建て、新生活を始めた瀧本一家。しかし、主人公の美咲は父親との確執を抱えたままで、昔のような仲良し家族に戻る気持ちはなかった。唯一心を許せる弟・浩介と共に家を出るきっかけを探していたところ、部屋の壁から不気味な音が聞こえてきて……。漫画家・勝見ふうたろー氏が描く、何かが少しおかしい世界の物語。


単為生殖が可能な「家」は瞬く間に増殖し、人類はもはや「家」の支配下に。「家」から逃れ続ける美咲や生物学者はホームレスとして細々と生き延びるしかなかった。「もっと違う未来にできていたかもしれない」と悔やむ美咲。一方、「家」との共生を選んだ弟は幸せに暮らしているようだった。


この世界の未来は? 最後のシーンに込めた思い


――4年後の世界、特に最初のコマがすごく好きです。ロケハンはよくされるんですか。


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