ダ・ヴィンチWeb


イケメンは尊い存在である。そこに猫耳が加われば、尊さはさらに増す。さらにはツンツンした態度を見せつつ、自分だけに甘えてきたら……夢のようではないだろうか。そんな猫耳クーデレイケメンにキュンとしたいなら、『猫又さんと不器用な恋』(まえば/KADOKAWA)を手にとってほしい。


初雪が降り積もった土曜日の明け方、橋で凍えるイケメンに出会った日花里。「大切な物を失くした」と涙を流す彼は、2本の尻尾と猫耳を生やしており、自らを“猫又”だと名乗るのだった。謎多き猫又が心配で放っておけず、日花里は彼の探し物を手伝うことになる。いったんは別れを告げたものの、後日彼は「僕がお前の家政夫になってやる」と、日花里の家に押しかけてきた。こうしてOLの日花里と妖怪である猫又との、1年間限定の同居生活が幕を開けるのだ。


  • 続きを読む