自分の服装に対する悩みは尽きない。服装の悩みに寄り添い、的確なアドバイスをくれる頼れる存在——それがパーソナルスタイリストだ。
紅原香さんの小説をコミカライズした『服の魔法をあなたに。』(飯田めしこ:漫画、紅原香:原作、慧子:キャラクター原案/KADOKAWA)では、個人の服装をコーディネートしてくれる専門職・パーソナルスタイリストがクローズアップされる。
アパレルブランドの店長・十野紡希は大のファッション好き。キャリアに悩む中で「お客様の人生を輝かせる仕事がしたい」という想いに気づき、パーソナルスタイリストになるため転職。
紡希は転職のきっかけをくれたパーソナルスタイリスト・有馬祐介のサロンへ入社するが、彼はうらおもてが激しく厳しい性格。彼の気まぐれな言動に戸惑いながら、紡希は多様なお客様と向き合うことになる。本作はそんな2人のパーソナルスタイリストが主軸となる。