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  •   Testosterone / 主婦の友社


    他人は変わらないし、責めても仕方ない。ならば、自分がすべてを被ろう…。私も、そう思い続けてきた一人だ。いわゆる“自責思考”を持っており、内心では生きるのがきゅうくつだった。


    SNSを中心に多くの人を勇気づけるインフルエンサー・Testosterone(テストステロン)氏の新著となるコミックエッセイ『脱・自責思考 マンガでわかる我慢しない生き方』(主婦の友社)は、そんな“自責思考”をスッとやわらげてくれる一冊だ。


    現実にありそうなシチュエーションをもとに、テキストと漫画により、場面ごとで持つべきマインドを教えてくれる本書。「あなたは悪くない」「逃げてもいい」といったメッセージは、いたく心に刺さった。


    相手の「がっかりした」はシカトしてもOK


    例えば、仕事でミスをしたとき。本稿筆者はフリーランスのために上司はいないが、取引先から「がっかりした」と言われて「自分はなんてダメなんだろう……」と考えてしまうのは、想像にたやすい。


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