ちゃんと働いてお給料ももらっている、毎日贅沢をしているわけではないのにお金にいつも困っている。こんな経験に思い当たる人もいるのではないだろうか。現状を変えるためにどうすれば良いかわからないなら、『物事を「いる・いらない」に分けただけで、貯金ゼロから「貯められる人」になりました』(なぎまゆ/KADOKAWA)を手に取ってもらいたい。
主人公はお金の不安を抱え続ける40代の主婦。働いて節約もしているつもりだが、近場への旅行代を出すのも危ぶまれるほど、お金がないと感じる日々。お金の不安を減らすために家計簿もつけ始めたが、効果を感じられずにいた。その家計簿の中身を友人に見せたところ「この家計簿のつけ方だと節約してお金を貯めるのは難しいかもしれない」と言われてしまい――。