モノを捨てるのではなくまず「部屋の景色」を変えてみる。片付けの目的はモノを減らすことではなく、住む人がハッピーに暮らせるようになること。それが5000軒以上の家を片付けてきた著者の流儀だ。
『古堅純子の片付け事件簿 ―家族のピンチをズバッと解決!―』(古堅純子:原作、 田辺ヒカリ:漫画/KADOKAWA)は、幸せ住空間セラピスト古堅純子氏による人気YouTubeチャンネル「週末ビフォーアフター」で紹介された片付けエピソードのコミカライズ作品。片付けのハードルをぐっと下げてくれる1冊だ。
古堅流片付けの最大の特徴は、モノを捨てることがマストではないことだ。
まず部屋をどう使いたいのか、どう暮らしたいのかを考える。そして、収納の中を見直してスペースを作り、日常で使っていないもの、部屋がごちゃつく原因となっているものは扉の中にしまう。