『異端思考 私が世界一有名な寿司職人になった理由』(渡邉貴義/ポプラ社)第4回【全4回】
北九州にある「照寿司」の三代目・渡邉貴義氏は、エンターテインメント性を加えた独自のスタイルの寿司を展開。SNSも駆使して人気を爆発させ、今や世界中の食通を唸らせているほどに。さらに赤坂、西麻布、大阪、リヤドのほか、世界各国での出店も予定しているとか。「寿司オペラ」「寿司アドベンチャー」と称した寿司には業界内外から批判や中傷が少なくないものの、一切耳を貸すことなく「自分ブランディング」としてのスタイルを貫いている。そんな渡邉氏の思考をまとめた書籍『異端思考 私が世界一有名な寿司職人になった理由』より、一部を抜粋してお届けします!
成功を見据えてとにかく「真似(パク)」る
今や世界はSNSで繫がっています。例えば、自分はInstagramを活用したように、無料で世界と繫がれる世界があるわけです。
10分でも20分でもザッピングをして、自分がやっているカテゴリーに近いのを見て、まずは自分がやれる範囲で真似てみる。
自分も、100%何か真似た、というものはありませんが、Instagramからインスピレーションはたくさんもらいました。
正直、ネットの世界は「パクった」「パクっていない」などと、言い始めるとキリがないものです。とにかく自分のアカウントで注目してもらうためには、まずは、「ただただ自分が楽しい」と思えるものを真似することが、重要だと思います。