師弟の一局が幕を開ける――。9月29日、羽海野チカが手掛ける『3月のライオン』(白泉社)のコミックス最新18巻が発売。また同日には、豪華特典が付いてくる特装版も併せて発売される。
同作は2007年より「ヤングアニマル」で連載中の将棋漫画。2016年にテレビアニメ化、翌年には神木隆之介主演で実写映画化されるなど、幅広いメディア展開でも注目を集めてきた。
物語の主人公は、中学生でプロデビューを果たした若手棋士の桐山零。幼い頃に両親と妹を交通事故で失って以来、心に大きな傷を抱えていた。内弟子として引き取られた幸田家を出てからは、東京の下町で孤独な日々を送っていたが、あかり・ひなた・モモら川本家3姉妹や、放課後将棋科学部(将科部)の仲間たちとの交わりを通して、少しずつ自分の居場所を見出していく。