7歳と4歳の姉妹を育てるイラストレーター・さざなみさんによるコミックエッセイ『日常』は、天真爛漫で好奇心旺盛、そして大人顔負けのおしゃれ心を持つ女の子ふたりと過ごす日々が、やさしいタッチで描かれている。
ある日の買い物帰りのこと。黒のスラックスを購入したつもりが、実は同色のオーバーオールであったことに帰宅後に気づき、落胆する著者。
そこに、長女から意外なひと言が。「着たらいいのにー。お母さん、あれ持ってたじゃん、あれ! あれが合うと思うよ!」。“あれ”とは、以前の買い物で失敗したボリューム袖トップスのことだった。半信半疑で組み合わせてみると、なんと驚くほどしっくりなじむ結果に。
子どもの発想の柔軟さを描いた本作は、X(旧Twitter)を中心に人気が高まっており、1万以上のいいねが集まる投稿も。