図鑑を買っても読まれない? “恐竜好き2歳児”の親が悩む本選び
2~3歳になると、多くの子どもが自然と「きょうりゅう」に強い関心を示し始めます。ティラノサウルスやトリケラトプスの名前を覚えたり、おもちゃを持って遊んだり――親としてもうれしい成長の瞬間です。
けれど、いざ恐竜の本を買ってあげると、これがなかなか読まれない。「字が多くて難しい」「説明が長く、知らない恐竜ばかりで途中で飽きてしまう」といった問題に直面することもしばしば。実際、2歳3カ月の息子を持つ筆者も数カ月前に“恐竜本デビュー”に失敗しています。
そんな“恐竜本デビュー”の壁をやさしく越えさせてくれたのが、『よみきかせずかん きょうりゅう』(真鍋真:監修、ケータ:絵/KADOKAWA)です。
