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『隣の家からのチカチカが止まらない話』(サル山ハハヲ/KADOKAWA)は、単なる隣人トラブルだと思われていたことが意外な方向へ展開する体験を描いた作品。意外性や予想外の結末が話題を呼び、SNSやブログで反響を呼んだ。


本作は、念願の一軒家を購入した立山一家の視点で描かれる。夫と娘とともに新居に越してきた主婦・立山春奈は、理想的な新生活に大満足。念願のマイホームでの暮らしは快適で、温かいご近所さんに囲まれ、何とも平穏な日々が始まった。しかし引っ越しからわずか1カ月後、異変が起きる。立山家は夜な夜な隣家の窓から放たれる、チカチカした謎の光に悩まされるようになった。


初めは気のせいと思っていた春奈だが、次第にエスカレートし、家族の日常を侵食していく。役所や警察に相談しても「実害がない」と門前払い。不動産会社の担当者も相手にしてくれず、夫すらも多忙を理由に取り合ってくれない。やむなくひとりで真相を追い始めた春奈は、隣人の放つ謎の光に隠された衝撃のメッセージに辿りつき――。


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