
夫のちょっとした油断から発覚した不倫。妻は不倫相手の女と戦うことを決意するも、彼女は想像を絶するヤバい女だった……。『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』(リナ:原作、釈氏とおる:漫画/KADOKAWA)は、そんな常識が通じない相手に立ち向かい、泣き寝入りせずに自分の人生を取り戻す女性を描いた物語だ。
主人公・リナは28歳の専業主婦。夫とは8年間の交際の末に結婚し、2年間の不妊治療の末に待望の娘を授かった。会社から早く帰宅しよく娘の面倒を見る夫に幸せを感じていたある日、娘がついに「ママ」と喋り大感激。そのことを夫に伝えるが、彼は「前も言ったよね」と言い、慌てて「勘違いだった」と訂正する。リナは違和感を持ったものの特別気にしなかったが、その後、ソファの下から見慣れないタブレットを発見し、開いてみると、そこには夫と不倫相手の女とのやりとりと、その女が我が娘を抱いている写真が収められていた。娘の初めての「ママ」はその女に言っていたのだ。