
「雑談力」という言葉もあるほど、会社に入ると対外的にも対内的にも、コミュニケーション力の高さは重視される。同僚や上司、取引先とうまく関係づくりができる人の活躍は目立ち、評価もされやすいだろう。だがその一方で、コミュニケーションが苦手な人にとっては切実な悩みのタネとなる。『働く!くよくよ犬』(ろふ/KADOKAWA)は、そんな悩める社会人の心の内を面白おかしく描いたギャグ漫画。Xで多くの共感と笑いを呼び、書籍化された作品だ。
主人公の「イヌ」は繊細で気を使いすぎるタイプの社会人。自分の発した言葉が変だったことに気づいてそれを一日中引きずったり、休憩室で一緒になった別部署の人との会話に困ってどう乗り切るべきか焦ったり、そんな「社会人あるある」のエピソードが描かれる。会社に所属し、コミュ力に自信がない人は思わず頷いてしまうことだろう。