
『ファンシー革命 2』(犬島ななこ/KADOKAWA)は、“かわいい”を愛する気持ちと、創作のリアルな苦しさを同時に描く成長ストーリーだ。
主人公は、かわいいものが大好きな新人デザイナー・ユメ。本作では、彼女が先輩から学びながらファンシーキャラクターのデザインに挑戦し、少しずつファンシーキャラクターづくりの基礎を身につけていく姿が描かれる。
物語の軸には「プロはどうやってお客さまに愛される商品を作るのか」というテーマがある。企画会議でのアイデア出しから、修正の積み重ね、完成へ向かうプロセスまで、一般の読者には見えにくい専門職のリアルが丁寧に綴られている。そのうえ、ユメが教わるテクニックは分かりやすく、実践しやすい。「キュートな絵が描けるようになりたい……」という憧れがある人も、読みながら自然と実践できるような学びが詰まっている。