
自分の個性や強みを戦略的にアピールし、好ましい印象を与える自己プロデュース。高校デビューや大学デビュー、社会人生活、恋愛や転職の場面で、試みたことがある人も多いのではないだろうか。しかし、自己プロデュースは100%うまくいくとは限らない。それでも、その失敗さえも楽しめたら、人生はもっと豊かになるはずだ。
『脱・陰キャで事故プロデュース』(島袋全優/竹書房)は沖縄出身で、白塗りメイクで知られる漫画家の島袋全優さんの自伝エッセイだ。『腸よ鼻よ』『腸はなくとも食欲はある!』で国指定の難病と向き合いながらも日々を楽しく過ごす様子を描いた全優さんが、今回、中学時代の黒歴史をテーマに描いた。
スクールカースト下層で、なぜか“手相が見られる霊能者で、占いは100%当たる”と噂が勝手に広がってしまい隠れるように過ごした中学時代。ある事件をきっかけに高校デビューを決意し、陰キャからの卒業を決意するのだった。