現在の自分と真逆の存在に転化し、真逆の環境に放り込まれたら、人はどうなるのだろうか? 打ちのめされるのか、逆に吹っ切れて生き生きと楽しめるのか。しかし、その状況が“毎度毎度、厳しい”状況だったら…? 本稿で紹介する『幼女戦記 1 Deus lo vult』(カルロ・ゼン:著、篠月しのぶ:イラスト/KADOKAWA・エンターブレイン)は、そんな主人公の話だ。

神の逆鱗に触れたエリートサラリーマンが、現状と“真逆”の世界に放り込まれたら…? 『幼女戦記 1 Deus lo vult』
戦争の最前線に在るは幼い少女。金髪、碧眼そして白く透き通った肌の彼女が、空を飛び、容赦なく敵を撃ち落とす……。幼女らしい舌足らずさで軍を指揮する彼女の名はターニャ・デグレチャフ。だが、その中身は、神の暴走により幼女へと生まれ変わることとなった日本のエリートサラリーマン。効率化と自らの出世をなにより優先する幼女デグレチャフは、帝国軍魔導士の中でも最も危険な存在へとなっていく――。