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喉の違和感から、中咽頭がんの発見に至った松本ぽんかんさん。『ママ5年目でがんなんて 手に入れた卵子と失った味覚』(松本ぽんかん/竹書房)には若さゆえの進行の早さや抗がん剤が卵子に与える影響など、たくさんの悩みと向き合ったリアルな闘病生活が描かれている。


闘病中は味覚障害に苦しみ、一時は生きる気力をなくしたことも…。果たして、ぽんかんさんはどのように“日常“を取り戻していったのだろうか。ぽんかんさんが作品に込めた想いや闘病を経て得た気づきなどを伺った。


※個人の体験、お話をもとにインタビューを行っています。初期症状や治療法、副作用など、詳細は医療機関等にご確認ください


――まず、どのような経緯や想いから、ご自身のがん闘病を漫画で描こうと思われたのでしょうか?


松本ぽんかんさん(以下、松本):もともとエッセイ漫画を描いていたので、「がんかもしれない」という疑惑が出た時点で、絶対に漫画のネタにしてやろうと思っていました(笑)。「ネタができた」と思うことで、平常心を保っていたと思います。医師の説明も取材のような感覚で、冷静に聞くことができました。妊娠5ヶ月半まで続いたつわりの苦しみを伝えた前著『つわりが怖くて2人目に踏み切れない話』(KADOKAWA)の時は記録をつけておらず、記憶頼りになってしまったので、がん闘病にあたっては受診日や検査内容などを細かく記録していました。


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