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高校生の娘が妊娠…その時、あなただったらどうする?


そんなセンセーショナルなテーマを扱った『娘を妊娠させたのは誰ですか?』(たけみゆき/KADOKAWA)。真面目な夫と優しい娘とともに平穏で幸せな日々を送るさなえ。ある日、高校生の娘・春菜の妊娠が発覚する。相手は一年前から付き合っている彼氏・航太郎だという春菜。幾度か険悪な雰囲気になりながらも、双方の親たちの間では子どもは諦める方向にまとまる。しかしその時ふたりは――。


若年層の妊娠について調べた上で本作を描いたという著者・たけみゆきさん。調べる中で感じたことや、どのように漫画に落とし込んでいったのか制作の裏側を聞いた。


――本作はどんな人に読んでほしいと思って描き始めた作品ですか?


たけみゆきさん(以下、たけ):最初は中高生といった若年層の子どもを持つ親御さんに読んでほしいと思って描き始めました。でも描いているうちに当事者になりうる歳の子たちにも読んでもらいたいと思うようになって。アプリで連載しているときのコメントを読んだら、春菜に対して「軽率だ」というコメントがあったりするんですけど、それって「自分だったらこうしない」というバイアスがかかっていると思うんですよね。起きた事実に対して、自分だったらこうしない、こんなひどいことが自分に起きるわけがない、と思って見てしまうことってあるじゃないですか。でもそれを一旦外して、これを教訓にして「こうしないでおこう」「困ったらこうしよう」と感じ取ってもらえたらなと思います。


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