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このほど初の単著『悪口を悪く言うな!』(Gakken)を出版したウエストランドの井口浩之さん。日常の違和感や気付きを面白おかしく綴った一冊は、漫才さながらの井口さんのグチが冴える。刊行にあたってお話をうかがった。


言っているのは毒舌ではなく「世直し」


――初単著ですが、実際に出来上がっていかがですか?


僕がいろんなところで喋ってきたのをまとめた一冊で、特別これのために話をしたというわけでもなくて。僕の稼働としては杉並区の公園で写真撮っただけなんで、「急にできたな」って感じですね。多分この世の本の中で一番メッセージ性のない本じゃないですか。最近はコスパとかタイパとか「これってやる意味あんすか?」とか言われますけど、意味ないことも必要なんで「この本、本当に意味がなかった」と思ってもらえばいいかと。


――この本で井口さんがグチることって「それおかしくない?」という問題提起みたいで、ある意味常識人だと思いました。


「世直し」ですからね。実は僕自身は毒舌みたいなこと一回も言ったつもりはなくて、M-1で優勝したら毒舌漫才みたいに言われて「そうなんだっ!」って。僕としては正しいことを言ってるというか、「これ変じゃない? これおかしいだろ」っていうのをずっと言ってるつもりなんで、誰かを傷つけたいとか、誰かを貶めたいみたいな気持ちもありません。


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