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結婚後、夫がよくわからない宗教にハマったことで離婚してシングルマザーとなった42歳女性が主人公の『わたしが誰だかわかりましたか?』(やまもとりえ/KADOKAWA)。離婚して自分に残されたのは、仕事と中学生の息子を育てることだけと考える、どこか諦めの気持ちで生きていた彼女が、ある男性に恋愛感情を抱いたことから物語が展開する。


主人公・海野サチはある日、勤め先の後輩男性・魚沼に取引先のパーティーの頭数合わせで参加をお願いされる。その会場でたまたま出会った川上という男性と意気投合し、サチは久しぶりに男性に対してトキメキを覚えるのだった。とはいえ名刺以外に連絡先の交換はせず、ひとときの夢と思っていたのだが、ある日、会社のパソコンに川上名義のアドレスからメールが届いたことでサチは大喜びする。しかしその後はメールのやり取りだけは頻繁にするものの、なんやかんや理由を付けられて直接会うことはおろか、電話で話すことすらもしてくれないため、サチはある疑念を抱くのだった。


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