
大人と子供の境界線に立つ19歳の声優・野中ここなが、等身大の「今」を閉じ込めた1st写真集『うたかた』(KADOKAWA)を発売する。「ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」などで躍進を続ける彼女がロケ地に選んだのは、出身地である長崎。二十歳という節目を目前に控えた今、撮影を通して得た気づきや、10代最後の心境について、飾らない言葉で語ってもらった。

――初の写真集の舞台として、故郷・長崎を選ばれました。ロケ場所の選定から野中さんも密に参加されたそうですね。
野中ここなさん(以下、野中):はい。スタッフさんがいくつか候補地を挙げてくださったんですけど、「野中さんのほうが詳しいと思うので、ぜひ教えてください」と言ってもらって。私からも「こんな場所があります」と候補を送ったり、写真をお見せしたりしました。ただ、長崎出身なんですけど、実はあまり観光地に行ったことがなくて。住んでいると、そこにあるのが当たり前すぎて、逆に足を運ぶ機会がないんですよね(笑)。だから今回は、「自分自身がまだ知らない長崎の魅力に触れる」というのもひとつのテーマでした。

――結果、長崎の魅力を再発見する旅にもなりましたか?