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四半世紀の眠りから覚めた物語が『とんがり帽子のアトリエ』白浜鴎の装画で初の書籍になりました。


1999年から2001年にかけて、上橋菜穂子の代表作である「守り人」シリーズの創作と並行して執筆され、雑誌連載の形で発表されたこの物語は、のちの『獣の奏者』、『鹿の王』、そして『香君』にもつながる、作者の創作の軌跡を知ることができる貴重な作品でありながら、これまで書籍化されていませんでした。


この物語は、人と人との関係だけでなく、人間と他の命ある存在との繊細で複雑なつながりを描きたいという著者の想いから生まれました。


執筆から二十年以上の時を経て、円熟の域に達した著者の手で加筆修正され、力強くも美しい物語へと成長した物語が、ついに世界へと解き放たれます。



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