ダ・ヴィンチWeb

※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2026年3月号からの転載です。



実は暗渠が大好きという宮沢さん。


「大学の卒業論文のテーマは、東京都の河川の環境変化でした。その研究過程で暗渠の奥深い世界を初めて知り、魅了されたんです」


かつて雑誌の連載の中で、暗渠巡りをしたこともある。その際にナビゲートをお願いしたのが、本書の著者・髙山英男さんだった。


「髙山さんの暗渠愛は本当に素晴らしくて。それがこの本にも存分に発揮されているので、暗渠を知らない人でもワクワクしながら読めると思います」


宮沢さんのお気に入りの暗渠は?


「阿佐ヶ谷の暗渠です。クネクネした細い道で、脇には苔や水を好む植物が生えています。歩くと下から湿気が立ち上ってきて、蓋をされて何10年も経っているのに、水の存在が確かに感じられる。その生命力に、とても感動するんです」


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