ダ・ヴィンチWeb

©さのさくら/幻冬舎コミックス


『ただの飯フレです』(さのさくら/幻冬舎コミックス)は、マッチングアプリで出会った二人がごはんを通じて真っ直ぐで対等な繋がりを築いていくありそうでなかったごはんマンガだ。


一人暮らしのごはんは、料理好きや節約といった理由がなければ、ないがしろになりがちだ。好きなものを食べているはずなのに、カップ麺では心が満たされない……。最近ごはんがつまらないと感じていた、一人外食が苦手なOL・春川は、マッチングアプリで「ごはん友達」を探してみることにした。しかし届くのは「ヤリモク」の通知ばかりで、アプリを消そうと思ったところに届いた一通のメッセージ。半ば諦めながら会ってみると、そこに現れたのは不思議な雰囲気を纏った女装男子の真冬。進む先はラブホ街で前途多難に思われたが、真冬が案内するのは、外見に反してどれも美味しい店ばかり。


久々にごはんを美味しいと感じたのは、誰かと一緒だったからかもしれない……と、これで終わりにしたくないという思いから春川と真冬はセフレならぬ「飯フレンド(メフレ)」となることに。一人では予約できない店に行けるうれしさ。何となくこのまま一人でいたくない気持ち。理由は何であれ、お互い突発的に誘って、タイミングが合うときだけ会うという肩肘張らない距離感を築いていく。


  • 続きを読む