
私にとって「好き」という感覚は、とても特別なもの。
特に「偏愛」と呼べる存在は、私を支えるもう一つの軸のようなものです。
ただの趣味やその場の気分ではなく、心の深い場所にずっとあって、それに触れることで自分らしさを取り戻せたり、安心できたりする。
そんな守りたくなるほど大切なものが、私にはいくつかあります。
この連載では、私にとっての「偏愛すべき大切なものごと」を少しずつ紹介していきます。
初回である今回は、小さな頃からずっと一緒にいるぬいぐるみ「ベルちゃん」についてお話しします。
★出会いは1歳。毛布からのバトン
私がはじめて出会った「好き」は、母から聞いた話によると、産まれて間もない頃にそばにあった、1枚の大きくて厚手の毛布。
真夏の暑い日でも手放さなかった私に、母は困っていたそうです(笑)。