ダ・ヴィンチWeb

※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2026年3月号からの転載です。



結成25周年を迎えるBase Ball Bear。新譜『Lyrical Tattoo』では、彼らの原点回帰ともとれるシンプルなギターロックサウンドに、メッセージ性の強い言葉が並ぶ。


堀之内大介さん(以下、堀之内):たくさんの音を重ねるサウンドが当たり前の中、僕たちはライブでリアルにこの時しかできない3人が鳴らしている音だけで楽曲を構築しているんです。その温度や音の隙間が、今の僕たちの強みなのかもしれません。


関根史織さん(以下、関根):25年もの間、トレンドを意識せずに活動し続けているのに、お客さんがずっとついてきてくれているのは、大きな自信になっています。


小出祐介さん(以下、小出):もちろん、新しい音楽は勉強のために聴いたりはしますが、結局自分がやりたいのは、バンドを始めたときに好きだった音楽の作品性、ムードなんです。良くも悪くも、トレンドを追いかけた瞬間、過去になるんですよね。だからこそ、最初に信じたものを追いかけ続けることが、自分にとっての命題だと思っています。


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