
“いちばん好きな一冊”をこどもたち自身が選出する「第5回小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」のベスト10結果発表会が、2月7日に実施されました。過去4回の開催で、投票した小学生は累計約70万人。小学生が参加するイベントとしては日本最大級となります。
今年の応募総数は6万2,546票。発表会では、投票者の中から選ばれた“こどもプレゼンター”12名が、本を選んだ理由をステージ上で発表し、著者に表彰状を贈呈しました。こどもプレゼンターと著者のコメントを1位から10位までの順位ごとに紹介します。
第1位『大ピンチずかん3』(鈴木のりたけ:作/小学館)

へんな日焼けをした。割りばしがうまく割れない…。こどもたちの日常に潜む、さまざまな大ピンチを紹介する人気シリーズ。第3弾となる本作では、大ピンチに陥ったのが自分のせいかどうかがわかる「うっかりメーター」が初登場。次に大ピンチにならないように備えることもできる!?
「この本を読んでいれば、大ピンチが起きたときに、それを乗り越えられるところが好きです。読んでいてとても面白いです」(2年生)
「自分のこどもたちが日々ドジなことをするので、それをスマホにメモし、なんとか世に出したいと思ってスタートした本です。1冊目が出てからもう4年ほど経ちますが、今でもたくさん大ピンチを提供してくれます。次の4冊目も書けそうなので、みなさん期待していてください」(鈴木のりたけ氏)
第2位『りんごかもしれない』(ヨシタケシンスケ:著/ブロンズ新社)

現代の絵本作家を代表するひとり、ヨシタケシンスケ氏の絵本デビュー作。2013年4月刊行。ある日、ぼくが学校からかえってくると、テーブルの上にりんごが置いてあった。でも、もしかしたら、これはりんごじゃないのかもしれない…。こどもたちの物の見方を自由にし、妄想力や発想力を引き出してくれるロングセラー。
「幼稚園の頃から今まで、何度読んでも毎回新しい発見があったり、ページをめくるたびにわくわくしたり、思い出し笑いをしたりします。りんごの兄弟がもっといるかもしれない…の場面が気に入っていて、家族で誰がいちばん面白いことが言えるかを競っています」(5年生)