※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2026年4月号からの転載です。

千葉翔也さんが『チーズはどこへ消えた?』と出合ったのは2年前。
「年齢を重ね、声優としての経験も積んでいく中で、自分のマインドセットを見つめ直そうと思い立って。そんな時、未来の指針になればと思い、手にしたのがこの本でした」
ネズミと小人が登場する寓話のようなビジネス書。彼らは迷路の中でチーズの山を見つけるも、やがてチーズがなくなってしまう。すると、ネズミたちはすぐに別の場所を探し始め、一方の小人たちは、その場に再びチーズが現れるのをひたすら待つ。
「人それぞれの考え方や生き方が凝縮された内容なんです。僕はどちらも選ぶ可能性があるなと感じました。小人たちは時間をムダにしてるけど、僕も同じ立場なら、苦労して見つけた場所だけに、できれば離れたくない。でもそれは、状況を客観視できてないということなんですよね」