
『離婚まで100日のプリン マンガでわかる 決別or再構築、どうしよう?』(きなこす:著、伊東有理子:コラム解説/KADOKAWA)は、モラハラ、DV、不倫という三重苦に直面した女性が、離婚に向けて一歩ずつ進んでいく100日間を描いた物語である。
主人公・プリ子は新生児を抱える専業主婦。夫・プリ彦からの猛アプローチを受けて結婚したものの、妊娠と出産を経て見えてきたのは、彼の思いやりのない言動と支配的な態度だった。モラハラやDVを受け、さらに不倫も発覚して心も体も削られるような日々の中、プリ子は「このままではいけない」と思い、信じていた夫の裏切りに傷つきながらもシングルマザーとして生きることを決意。離婚に向けた行動を始める。
離婚のために証拠を集め、離婚後の生活費や住まいを考え、そして子どもの将来を見据えながらプリ子は少しずつ準備を進めていく。その過程を「100日」という時間の流れで描いている点が本作の特徴だ。離婚は勢いだけでは進められない現実がよくわかり、読み手は彼女と一緒に「次はどう動くべきか」を考えながら物語を追うことになる。