
人気イラストレーター・しばたまさんが手がける『しばたまが聞いた! 本当にあったすごい話』では、背筋が凍るようなエピソードがたびたび紹介されている。とある男性の体験談も、はじめは世にも奇妙な出来事に思えた。しかしその結末は、ある意味で幽霊以上に恐ろしいものかもしれない。
それは今から約20年前、体験談を寄せた男性が両親と3人で暮らしていた頃の出来事。その日は彼と父親が朝から出勤し、家には母親だけが残っていた。そして夜の9時頃に帰宅すると、母親が開口一番に「今日怖いことがあってね」と切り出したという。
父親と男性が家を出てからまもなく、1本の電話が鳴り響く。相手は県立病院を名乗り、父親が交通事故に遭い危険な状態にあるため、至急来院してほしいとの連絡だった。母親は大急ぎで病院へ向かうも、受付からは「本日事故で搬送された方はおりません」と予想外の言葉が返ってきて……。