
2023年に結婚、2025年に双子の男の子の母となった中川翔子さん。40歳という節目、そして体外受精での出産という大きなライフイベントを経験し“しょこたん”人生第2章の幕が開けました。母として、またひとりの女性としてのリアルな心境を語っていただく当連載。第1回は、プロローグ編として、「お母さん0年生、戸惑うばかり」と焦りながらも奮闘する、出産直後のリアルな感情の変化について伺いました。
体外受精という技術のおかげで、双子の男の子が生まれてくれた!
「母親になる」ということを人生で意識したタイミングがあったか、今振り返ると私の場合は少し特殊だったかもしれません。
私が育った家は、父が早くに亡くなったこともあり、いわゆる『クレヨンしんちゃん』のような両親が揃った賑やかな家庭ではなく、だからこそ逆に、家族というものにすごく執着があったように思います。
思春期の頃は、もうこの世にいない父に向かって反抗期のような気持ちを抱いたこともあって、「絶対同じ道には行かないぞ」なんて思っていました。だけど気がつけば、私が好きなこと…絵を描くこと、歌うこと、猫が好きなこと、その多くが父と共通していたんです。
いろんなことが、「血」の中に入っているんじゃないかなって。


そう思うようになってから、会えなくなってしまった家族や、会ったことのないご先祖様の血も、この体の中に流れているのかな、と感じるようになりました。私自身は母と2人、友達親子のような関係で、それはすごく心地よくて楽しかったので、「いつか1人娘が産めたらいいな」とずっと思っていました。でも不思議なことに、結婚するビジョンはなかなか浮かばなかったんですよね。