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何がダサいを決めるのか 平芳裕子/ポプラ社


『何がダサいを決めるのか』(平芳裕子/ポプラ社)3回【全8回】


ファッションの世界では「おしゃれ至上主義」が常識。しかし、世間一般の価値観は少し違うようです。「似合ってないと思われたくない……」「年相応じゃない服は着たらいけない」なんて、見えないルールに縛られていませんか? まるで「ダサい」ことが悪のように扱われるこの空気、一体どこから来たの!? 本書ではそんなモヤモヤを一気に吹き飛ばすべく、服の歴史や社会背景をもとに「ダサい」の正体を徹底解剖します。常識を脱ぎ捨てて、もっと自由におしゃれを楽しもう! 私たちが囚われているファッションの常識をアップデートしてくれる一冊『何がダサいを決めるのか』をお楽しみください!


※写真はイメージです(画像提供:ピクスタ)


他人の服装を「ダサい」と言う人たち


そして近年のファッションをめぐる炎上のなかで注目したいのは、これから述べる三つ目のタイプです。それは、他人の着ている服の是非を問うタイプのものです。もちろん、社会の習慣に即しているかどうかが問われることもあるのですが、それ以上に、誰かが着ている服装をけなしたり、「ダサい」と言ったり、ダメ出しをしたりするのです。


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