
「AIに仕事を奪われる……」
2013年、米・オックスフォード大の研究チームが発表した論文が世間をにぎわせた。
同論文は米国内の702職種を対象にAIなどによる自動化が雇用に与える影響を分析し、20年以内に、ブルーカラーを中心に雇用の47%が代替されるリスクがあると結論付けた。それから約13年。生成AIは業務でも当たり前に使われるようになった。
はたして職を奪われたのはブルーカラーではなくホワイトカラーだった。
テック大手を中心に、人員削減が進む。対してブルーカラーはAIに奪われない仕事として評価を高めている。ホワイトカラーから需要の増えるインフラ・建設業界のブルーカラー職に転職し、前職を超える所得を得る逆転現象も起こっている。
何十年もかけ身につけた技術が一つの革新で陳腐化する。一夜にして常識が変わる。一つ選択を間違えれば、次の瞬間には路頭に迷っているかもしれない。どうすればよいのか……。