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「地獄に堕ちるわよ」など歯に衣着せぬ物言いで注目を集めた占い師・細木数子。著書が世界で最も売れた占い本としてギネス世界記録を樹立するなど圧倒的な人気を誇りメディアを席巻、一世を風靡した。


一方で霊感商法や裏社会との繋がりなど、当時から黒い噂も絶えなかった細木。そんな彼女の生き様を、戦後から平成にかけての時代とともに描くのがNetflixシリーズ『地獄に堕ちるわよ』だ。


本作について、監督の瀧本智行氏にインタビュー。「細木数子が嫌いだった」と語る監督が、何を頼りに占い師・細木数子の半生を描いたのか。


細木数子は「戦後から平成にかけての日本の歩みを象徴している人」


――監督は当初、本作の依頼を断ったと聞きました。なぜでしょうか?


瀧本智行監督(以下、瀧本):正直に言うと、細木さんのことが嫌いだったからです。それで「もっとふさわしい方がいっぱいいるから」と断ったのですが、再度お願いされて。その時プロデューサーから「(細木さんを)嫌いな人が撮った方が、絶対面白いものになると思うんです!」と殺し文句を言われて、絆されてしまいました(笑)。



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