
『今日もカフェななくさ日和』(み~/KADOKAWA)は、動物たちが暮らす街の小さなカフェを舞台に、個性豊かな獣民たちの心が少しずつ通い合っていく日々を描いたハートフルなファンタジー。SNSで人気を集めた作品がフルカラーで書籍化された本作は、かわいらしいキャラクターたちの魅力を描きながら、「居場所とは何か」を優しく問いかける物語でもある。
舞台となるのは、「こごみ市はこべら町793番地」にある「カフェななくさ」。情に厚いシェフと義理堅い兄弟たちが営むその店に、ある雪の日、一匹の羊・すずがやって来る。家族の中でひとりだけツノが生えず、そのことで悩み親元を離れてきたのだ。一見コワモテながら面倒見のよい店長・しろに支えられながら、すずは街の獣民たちの温かさに触れ、少しずつ自分の居場所を見つけていく。