
夢が形に!「第1回読者と選ぶ あたらしい絵本大賞」大賞受賞作品が発売開始へ
応募総数1,076作品、読者投票12,374票という大反響のうちに終わった『第1回読者と選ぶ あたらしい絵本大賞』。その栄えある「大賞」に輝いたのが青物横丁さんの作品『まねてみよう』です。
大賞決定からおよそ9か月、ついに書籍版『まねてみよう』が完成。本日2026年4月14日に待望の発売日を迎えました。その発売を記念して、書籍版の完成を目前に控えた青物横丁さんに特別インタビューを実施。『まねてみよう』の制作秘話や、賞に応募したきっかけなど、ここでしか聞けない貴重なお話をたっぷりとうかがいました。
アイデアの出発点は「変顔こそおもしろい!」
――改めまして、大賞受賞、そして書籍版の発売日決定、おめでとうございます! 目の前には完成目前の書籍版『まねてみよう』がありますが、今のお気持ちはいかがですか?
青物横丁さん(以下、青物横丁):ありがとうございます! 制作途中で紙に出力された状態というのは都度見ていますが、やはり本という形になると、紙の厚みや発色も全然違って……感動します。本を出すという実感がわいてきますね。もともと「本」という形に憧れがあったので、ひとつの夢がかなったという気持ちです。

――審査で拝見した時から印象的だったのは、なんといってもたくさん登場する顔の表情。喜怒哀楽という括りにも入らないような、絶妙に変な顔といいますか(笑)、表情の選び方にも独特の感覚があるように感じました。この作品のアイデアの出発点というのは、どんなところにあったのでしょうか?
青物横丁:このコンテストのタイトルが「あたらしい絵本大賞」でしたので、じゃあ何を新しくしようかなと考えました。私にとっての「絵本」は、ちゃんと座って読むというイメージがあったのです。でも、絵本に主導権があるのではなく、読み手側が好きなように、体を動かしたり遊んだりできる絵本というのがあっても楽しいのではないかと。その時に浮かんできたのが「変顔」でした。
