
今や老若男女だれもが夢中になれる“推し活”。マンガ『セカンドハーフガールズ』(稚野鳥子/講談社)の主要キャラ3人の女性たちは、アラフォーにして、“推し”に全力であった。だが、推し活を楽しむマンガだと思って読み始めると、物語は一変する。本記事では、アラフィフ男性の立場で彼女たちの奮闘をレビューしたいと思う。

小山田寧々(おやまだ ねね)、五十嵐樹百合(いがらしじゅり)は共に40歳で中学生からの付き合い。いわゆる幼馴染であり、独身であり、そして推しを同じくするオタ友であった。彼女たちは余暇も収入もほぼ推しのアイドル・RENJIのために使っている。これもまた充実した人生だ。中年男性である自分にも覚えがある。若い頃よりも多少余裕ができるため、時間もお金も趣味につぎ込めるのだ。