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「持ち家を手放そう!」憧れの一軒家を建てたものの、家族の幸せのために手放した実録エッセイ

2024年9月20日

  •  マイホームを建てることは、人生の目標のひとつともいわれる。特に、理想の一軒家を建てることを夢見る人は多いのではないだろうか。しかし、実際に持ち家を建てると、理想とは違う現実が見えてくるケースもあるようで――。


    『賃貸か持ち家か? こだわりマイホームを手放して賃貸生活でお金も貯まりました』(アベナオミ/KADOKAWA)は、こだわって建てたマイホームを手放すことを選んだ夫婦の実録コミックエッセイだ。生活の中で抱えるお金の不安をどこまでもリアルに考えるプロセスが描かれているので、暮らしに役立つ知識を学ぶことができる。


     本作の著者・アベナオミさんは、夫と3人の子どもの5人暮らし。長男が年中のとき、小学校への通学に便利な著者の実家近くに、マイホームを建てることに。一生に一度の大きな買い物なので、絶対に後悔したくないと思っていた。その結果、部屋ごとに違う壁紙や2階のトイレ、カウンターキッチンなど、あらゆるこだわりを詰め込んだ一軒家が出来上がる。

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