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  • 『作りたい女と食べたい女』(ゆざきさかおみ/KADOKAWA)は、料理を「作りたい」女性と「食べたい」女性が出会い、食を通じて関係を深めていく日常を描いたコミックだ。SNS発で共感を集めた本作は「つくたべ」と呼ばれ、シリーズ累計発行部数100万部を突破し、実写ドラマ化もされた話題作である。


    物語の主人公は、料理が大好きで本当はもっとたくさん作りたいと願う野本さんと、食べることが大好きな春日さんのふたり。ひとり暮らしゆえに料理欲を持て余していた野本さんは、たくさん食べる春日さんとの出会いによってその喜びを解放していく。食卓を囲む時間の積み重ねは、やがてふたりの距離をゆっくりと縮めていく。


    そして5巻では、ふたりの関係がさらに一歩踏み込んだ段階へと進んでいく。これまで「食事をともにする隣人」だったふたりは、「同性パートナー」として一緒に暮らすことを決め、新居探しを開始。生活や価値観をより深く共有する仲へと変化していく。同性同士の入居可の物件探しに奔走する姿や、少しずつ距離を近づけていくふたりに癒やされる人は多いことだろう。さらに、南雲さんをはじめ、ふたりを取り巻く人物たちにも転機が訪れるので見逃せない。


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