ダ・ヴィンチWeb

※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2026年6月号からの転載です。


◎今月の編集者

河出書房新社 編集第一部 第二課 高野麻結子さん



私が高田さんを知ったのは、ロバを飼いたいという知人から教えてもらったのがきっかけです。当時、高田さんは“ロバと共に世界各地を徒歩で旅する人物”としてSNSで注目を浴びていました。Xの文章を拝見し、以前担当した“レンタルなんもしない人”さんとの共通点を感じ、興味をそそられました。レンタルさんは自らを差しだすことで、相手から思いもよらない力を引きだす方。高田さんはロバがいれば、どこまででも歩いていける生き方を発見し、実践しておられる方。どちらも魅力的です。


さっそくDMでコンタクトをとりました。すでに他社からもオファーがきていたそうですが、高田さんは学生時代ジャック・ケルアックの『オン・ザ・ロード』を愛読していて、その翻訳版を出した河出書房なら、と。いま思えば依頼した時点で、内澤旬子さんや河田桟さんのような本を書いてほしいと具体的な要望をだしたのも良かったのかもしれません。


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